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念願の『Skoki』へ2泊3日のBackcountry Camping!! 仕事の下見として行くハイキングガイドの田中さんとMihoさんに同行させてもらえる事に! 他にも2名、田中さんのお友達の原崎さん、Chikaちゃんの総勢5名で出発!! と、言っても全員がBackcountry Campは初めて。 出発直前まで何が必要なのか、持ち物に関して試行錯誤の繰り返し。 天候も雨が降る可能性、雪が残っている可能性、夜は寒くなる可能性を考えると必然と荷物も増える。。。 実は出発直前までLake LouiseのインフォメーションセンターでもSkokiの周りのTrailコンディションの情報が無く誰に聞いても「まだ時期が早すぎるから雪が多くて行けないよ!」と言われる始末。 唯一1人だけ「僕は何度かそこに行った事があるけど…そんなに心配しなくても大丈夫だと思うよ」と言ってくれたスタッフの言葉を信じTomさんから借りた雪用シャベルも置いて行く事に決めた。 でも新調したリュックに入りきらないほどの荷物。結局寝袋とマットは外付けに。 コ・コレを背負って16キロも歩くのか???!!!!(」゚ロ゚)」 気が遠くなりそうだったけどみんなも同じ。 Mihoさんの車に荷物を詰めると…こんな感じ(笑) 『Skoki』は実はLake Louiseのすぐ近く。 毎冬スキーをしている山の裏の裏側。 有名な『Skoki Lodge』もあるのだけど「ほな泊まりましょか~」と気軽に言える金額では無いので一般庶民の私達はその周りのキャンプ場で寝泊まり。 スキー場のちょっと手前のFish Creekから歩き始めて約4キロ先に『Temple Lodge』があります。 このTemple Lodgeも冬はスキーで良く利用する休憩Lodge。 Skoki Lodgeに予約をした人はこの4キロを車で送り迎えしてもらう事ができます。 もちろんキャンプ組は歩くしかないのですが…(´д`;) そんなこんなでFish Creekの駐車場に着くと雨が少し激しく降って来た。 5分ほど車内で待機。 すると少し雨脚が弱まって来た。そして虹も出てきた。 「さぁ!行くぞ!」の田中さんの掛け声でいざ出発!!! 大きな荷物を背負ったみんな。カッコイイです。 が、歩きだして20分。幸運の女神がほほ笑んだ.。゚+.(´▽`)。+.゚+・゜ 後ろからスキー場の工事関係者?と思われるお兄ちゃん達がピックアップバンで走って来た。 1台目はバイバ~イと手を振り走り去って行ったが、2台目のお兄ちゃんが「君達、後ろの荷台で良ければ乗ってくかい??少しでも距離を稼げたら楽だろ??」と見た目はイカツくても心は神の生まれ変わりのようなお兄ちゃんに出逢い4キロの道のりを10分もかからずにTemple Lodgeまで連れてきてもらえた。 さて。仕切り直し。ここからが本番??。4キロのズル(?)をした分の制裁とばかりに雨脚が再び強くなる。 でも出だしから幸先がいい感じ。大丈夫、きっといい事が起こる気がする。 しっかりとレインギアをまといSkoki目指して山の奥へ奥へと入っていく。 近くの山しか見えないけど、足元は少しぬかるんでいるけど…心配していた雪は残っていないみたい。 しばらく歩くとHalfway Hutに到着。ここでお昼休憩。 お昼を食べている間に少し青空が! 目指す方向に光が差してきた。 更に歩いて行くと『Ptarmigan Lake』に到着。 せっかく晴れかけていた空も何処へやら…今度は本格的に雪が降って来た(笑) この辺りに転がる大きな岩場の陰に隠れてしばし休憩。 止みそうにない雪の中、再び出発。 でもTrail脇に咲く花は雨に濡れてもキレイに咲いています。 比較的大きなPtarmigan Lakeを通り過ぎた頃、後ろを振り返ると雨空と晴れ空が戦いだした!! 晴れ空側にある多いな岩山はまるで『天空の城ラピュタ』のよう! カッコイイ~♪ そして徐々にLake Louise方面の山々もかすかに遠くに見えてきた。 みんなも空を見上げて「晴れろ」と祈ってる。 花も「晴れろ」と言ってる感じ。 そして数分後には…「太陽さんの勝ち~!!」 さっきまで無彩色だった風景が一気に鮮やかな色彩に様変わり。 (▽`*)キレ~!! さぁココから先の『Deception Pass』までが一気に登り。ちょっとキツイ坂が続きます。 そしてDeception Passの峠に立つと右と左で両極端な景色。 登って来た左側は夏。これから進む右側は冬。 いきなり深い残雪が現れ足跡も無くなっている。。。 足にはめるゲーター(雪よけスパッツ)を装着していたらいきなり天候が変わり雪…いやヒョウが降って来た。 しかもすごい勢いで。さっきの写真から30分と経っていないのに…同じ日とは思えない(笑) 転がった私のリュックにもあっという間にヒョウが降り積もる。 そして残雪に足を取られてMihoさんも転がる(笑) “チーム白クマ復活”の場面です(笑) それでも私達はSkokiを目指して更に歩く歩く。 歩く歩く。 歩く歩く…ん?何か山小屋が見えてきたぞ!! やっと見えたぁ~『Skoki Lodge』に到着ぅ~!!!!!!!!!!! 到着と同時に本当の青空が顔を出してくれた。 そう。残念ながらココは私達の宿ではありません。。。 私達の宿はココから更に1.2キロ先の『Merlin Meadows』 Lodgeからキャンプ場までの間のTrailはグチャグチャのぬかるみ。 そしてそのぬかるみの中に・・・・クマの足跡がいくつも、いくつも、いくつも・・・・・(汗) リ・リアルすぎる。。。シャレにならん。。。 みんなで大声を出しながらあるく1.2キロが今日一番長く感じた道のりだったかも(笑) キャンプ場に到着すると、前日から宿泊していただろう1組のカナディアン達が「クマは見てないよ」との事で一安心。 到着~!!!と感動しながらも、とりあえず寝床の確保とテントを張りと火おこしと働く男性陣。 今晩の夕飯メニューはMihoさんが下準備をしてきてくれた『ハヤシライス』!!! 普段も大好きなハヤシライスだけど、今日のハヤシライスは更に各別!! 美味しかったぁ~♪.。゚+.(´▽`)。+.゚+・゜ Mihoさんありがとう♪♪ ちなみにクマが出るので食料は全て↓この様な感じに吊るして保管します。 そして外が寒くなってきたので男子寮(テント)の中で2次会(笑) 今回Chikaちゃんが借りてきてくれた4人用のテントは大人5人が座って入っても余裕の広さ。 テントの中でストーブを付ければあっという間にポッカポカ(注:全員が酔っ払ったら危険ですのでやめましょう) そして「楽し~な~♪今晩は朝まで語るぞ!飲むぞ!」と威勢のいい田中さんも体内時計はいつでも正確。 10時を回ったらいつものように夢の中(笑) 私達も女子寮(テント)に戻って寝る事にします。。。 つづく…
by 32skicentral
| 2009-06-25 23:38
| Hiking
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